【フレイル】千葉の治療家が語る90歳でも歩ける人と歩けない人の差
こんにちは、日本カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス院長の阿久津です。
「年をとれば、体が動かなくなるのは仕方ない」
そう思っていませんか?
たしかに、加齢とともに筋力が落ちたり、関節が硬くなったりすることはあります。
でも、私がこれまで多くの患者さんを診てきた中で感じるのは、「歳のせい」で片付けてしまうのは少し違うな、ということです。
90歳近くになっても、特に支えも借りずスタスタと歩いている方がいます。
その一方で、60代・70代でもすっかり体が動かなくなってしまう方もいますよね。
では一体、その差はどこから来ているのでしょうか?
そこで今回は、健康寿命という考え方と、「歳をとっても動ける体」を維持するために、本当に大切なことについてお伝えしていきます。
特に以下のような方向けに、記事を作成しています。
⚫︎最近、疲れやすさや体力の低下を感じ、「年齢のせいかな」と思っている方
⚫︎将来も自分の足で歩き、旅行や趣味を楽しめる体を維持したい方
⚫︎仕事や家族のためにも、今のうちから健康寿命を延ばす準備を始めたい方
「使わないものはすべて退化する」という体の原則

まず、体の基本的な仕組みの話をさせてください。
人間の体は、使わないものは退化します。
筋肉はわかりやすい例ですが、実はそれだけではありません。
心臓も、肺も、腸も、脳でさえも、使わなければ機能が落ちていく。
これは生物として避けられない現実です。
わかりやすい例を出すと、寝たきりの方を想像してみてください。
若い方でも、お年寄りでも、ずっと寝たきりでいたら相当体が弱りますよね。
それは歳のせいではなく、使わないからなのです。
逆に言えば、使い続ければ体は応えてくれます。
これが、90歳でも元気に歩いている方に共通していることだと私は考えています。
歳をとっても歩けている人は、何かをやり続けている
私の患者さんの中でも、高齢になっても体の調子がいい方には、ある共通点があります。
農業をやっている方、毎日散歩を欠かさない方、趣味で体を動かし続けている方。
何かしら体を使う習慣を持っているんです。
特別なことではなくていい。ただ、何もしないでいる人より、確実に体が違います。
私は趣味でマラソンをやっていますが、年上の方でも、私が追いつけないくらい速い方がたくさんいます。
毎日毎日、トレーニングをしている方には、やはりかないませんね。
「何もしなくても、90歳でも動ける人もいるんじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
でも私に言わせれば、そういう方は必ず何かをやっています。
外から見えないだけで、日常の中に体を動かすことが自然と組み込まれているはずなのです。
フレイルとは老化ではなく“廃用”のサイン

少し前から、『フレイル』という言葉をよく聞くようになりました。
フレイルとは、加齢とともに体の機能が低下し、要介護の一歩手前の状態になることを指します。
筋力の低下、疲れやすさ、歩くスピードの低下、活動量の減少などが主なサインです。
ここで多くの方が「年をとるとフレイルになるのは仕方ない」と思いがちです。
でも、フレイルの本質は“廃用”、つまり体を使わないことによる衰えです。
老化そのものが原因というより、使わなくなったことで加速する側面が非常に大きい。
だからこそ、フレイルは防げるのです。
歳のせいで仕方ないと諦めるのではなく、意識的に体を動かし続けることで、進行を大幅に遅らせることができます。
健康は、自然体でいれば維持できるものではない
ここに、多くの方が気づいていない大切なことがあります。
健康は現状維持が難しいということです。
何もしなければ、体は少しずつ衰えていきます。
それが生物の自然な流れです。
だから健康でいるためには、意識的に努力し続けることが必要になる。
努力なしに健康は手に入らない、というのが私の考えです。
「若い頃は何もしなくても元気だったのに」という声をよく聞きます。
でもそれは、若い頃は体の回復力や基礎的な体力が豊富にあったからです。
それを消費しながら生きてきて、40代・50代になると少しずつそのゆとりがなくなってくる。
そこで初めて、「あれ、体がしんどいな」「疲れが取れない」という感覚になる方が多いのです。
経営者の方に特に伝えたいこと
少し視点を変えて、仕事をされている方、特に経営者の方に向けてお話させてください。
経営者の方、個人事業者の方でも、会社や事業のために頭をフル回転させ、事業計画を立て、人材を育て、リスクを管理します。
ものすごいエネルギーを仕事のことに注いでいますよね。
でも、自分の体のことには同じだけの意識を向けているでしょうか?
体の健康管理は、会社経営と同じくらい重要なことだと私は思っています。
会社には計画があり、目標があり、定期的な見直しがある。
でも自分の健康については、「特に症状がないからいい」「忙しいから後回し」で何年も過ごしてしまっている方がほとんどです。
体は、会社のどんな資産よりも重要な「資本」です。
それが壊れてしまったら、会社も家族も、何もかもが立ちゆかなくなる。
「健康は後回しになっている」と自覚している方は、ぜひ一度、自分の体と向き合う時間をつくってみてください。
「いつかやろう」は永遠に来ない
「暖かくなったら運動を始めます」
「落ち着いたらジムに行きます」
「もう少し時間ができたら体のことを考えます」
こういう言葉、私はこれまで何度耳にしてきたか分かりません。
でも、その「いつか」は来るでしょうか?
夏になれば「暑いから」、冬になれば「寒いから」、仕事が落ち着いたと思ったら次の波が来る。
環境が整うのを待っていたら、何もできないまま時間だけが過ぎてしまいます。
健康に関しても、「やる気があれば、どんな状況でも何かできる」というのが私の考えです。
真夏でも、朝や夜の涼しい時間帯に少し歩くだけでいい。
仕事が忙しくても、スポーツジムに行けば冷暖房完備の環境で運動できる。
完璧な条件を待つ必要はないのです。
大切なのは、今日、何か一つやること。それだけです。
健康寿命を伸ばすためにできること

最後に、具体的にできることをお伝えします。
①体を動かす習慣をつくる
特別なスポーツでなくていいです。
毎日少し歩く、階段を使う、家の中でストレッチをする。
「継続できること」を選ぶのが大事です。
②自分の体に目標を持つ
「70歳になっても自分で旅行に行ける体でいたい」「孫と一緒に遊べる体力を保ちたい」など、具体的なイメージを持つと動機づけになります。
③体のメンテナンスを定期的に行う
車に車検があるように、体にも定期的なメンテナンスが必要です。
症状が出てから慌てるのではなく、不調の芽が小さいうちに対処することが、長く健康でいる秘訣です。
こんな方はご相談ください
- 最近、疲れやすくなったと感じている
- 昔と同じことをしているのに、体が追いつかなくなってきた
- 歩くスピードが落ちてきた、階段がしんどくなってきた
- 健康診断で異常を指摘されたが、何から始めればいいかわからない
- 健康寿命を意識して、今から体のメンテナンスをしておきたい
当院では、症状が出てから対処するだけでなく、体の根本的な状態を整えながら、長く健康でいられる体づくりをサポートしています。
「なんとなくしんどい」「年齢のせいかな」と思って放置しているその不調こそ、早めに対処することが大切です。
一人で抱え込まずにご相談ください。
千葉への来院はもちろん、遠方の方には遠隔施術にも対応しております。
まずは無料相談(30分)をご利用ください。
お問い合わせフォーム、またはお電話(043-221-7200)よりお気軽にお問い合わせください。
■日本カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス院長 阿久津雅彦




わかりやすいお話ありがとうございます。
未病の大切さ。
継続できるささやかな運動から始めること。
よいヒントをいただきました。
継続は力なり。
既に70になりましたが、メンテナンスでチェックしていただきながらピンピンコロリ目指します🤗