【千葉の症例】突然倒れた『低血圧』の原因は風邪ウイルスだった

こんにちは、日本カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス院長の阿久津です。

突然ですが、こんな場面を想像してみてください。

朝、いつも通りに起きてきたご主人が、こたつから新聞を取りに立ち上がった瞬間、クラクラっとなり、そのままバタンと倒れた。
「あなた、どうしたの!?」と声をかけても、返事がない。
頭の血管でも切れた?心筋梗塞?
そんな最悪のケースが頭をよぎりながら、救急車を呼ぶ。

これは、実際に当院の患者さんから聞いた実話です。

幸い、救急車が到着する頃には意識が戻りました。
ただそのまま病院へ運ばれ、血圧を測ったところ、上が90、下が50。
普段は130前後だったのが、極端に下がっていたのです。

病院では原因は特定できず、数時間安静にしたのちに回復したため、その日のうちに帰宅されました。

翌日、ちょうど当院の予約日だったため、早速話を聞いて体を診てみたところ、腎臓に反応が出ていました。
そして、急に倒れた原因を探っていくと、風邪ウイルスにたどり着いたのです。

今回は、この症例をもとに「突然の低血圧」と風邪の関係についてお話しします。

低血圧で突然倒れるのは珍しいことではない

「低血圧で倒れる」と聞くと、もともと血圧が低い体質の人に起こることだと思う方が多いかもしれません。

でも実際には、普段は正常な血圧の人が、何かのきっかけで急激に血圧が下がって倒れるケースが少なくありません。

特に多いのが、起立性低血圧と呼ばれる状態です。
横になったり座っていたりした状態から急に立ち上がったときに、血圧が急低下してめまいや失神が起きるものです。
今回の患者さんも、こたつから立ち上がった瞬間に倒れており、まさにこのパターンでした。

ただし、起立性低血圧は「なぜ起きたのか」という原因の部分が大切です。
脱水・自律神経の乱れ・薬の副作用・内臓の不調など、さまざまな背景が考えられます。

今回の患者さんの場合、その背景にあったのが腎臓への風邪ウイルスの影響でした。

なぜ風邪が低血圧を引き起こすのか

風邪をひくと、体にさまざまな影響が出ます。
熱、鼻水、喉の痛み。
こうした症状は誰でも経験しますよね。

でも風邪の影響は、わかりやすい症状だけに留まらないことがあります。
ウイルスが体の中でどこに影響を及ぼすかによって、思わぬ形で症状が出ることがあるのです。

今回のケースでは、風邪ウイルスが腎臓に影響を与えたことが問題でした。

腎臓は血圧の調整にも深く関わっている臓器です。
体内の水分量や塩分バランスを調整することで、血圧を適切な範囲に保つ働きをしています。
この腎臓がウイルスの影響でうまく機能しなくなると、血圧のコントロールが乱れ、急激な低下を招くことがあります。

患者さん本人も、風邪をひいた自覚は薄かったようです。
でも体を診てみると、腎臓にはっきり反応が出ていた。
これが「突然倒れた」原因でした。

病院で「原因不明」になりやすい理由

今回の患者さんが病院で「原因がわからない」と言われたのは、珍しいことではありません。

救急搬送された場合、最初に疑われるのは脳や心臓の重篤な疾患です。
それらが否定されると、「特に問題はありません」という結論になることが多い。
血圧が一時的に低下して回復した場合、検査の時点では数値が戻っていることもあるため、何が起きたのかを特定するのが難しくなります。

「検査では異常がなかった」「でも確かに倒れた」
この経験は、患者さんにとって非常に不安なものです。
原因がわからないまま終わると、「また同じことが起きるかもしれない」という恐怖感が残ります。

私が診ているのは、こうした「検査では出てこない、でも体に何かが起きている」という部分です。
体を全体としてみると、どこかに必ず原因のサインが出ています。

風邪を軽く見ていると思わぬ形で体に影響が出る

今回の症例でも、不整脈の記事でお話しした横隔膜の症例でも、共通しているのは「風邪が引き金になっていた」という点です。

風邪をひいたとき、体は免疫反応で戦います。
その過程で、ウイルスがどの臓器や組織に影響を与えるかは、その時の体の状態や、ウイルスの種類によって変わります。

腎臓に影響が出れば、今回のような血圧低下が起きることがある。
横隔膜に影響が出れば、不整脈につながることがある。
「風邪が治ったはずなのに、なんとなく体の調子が戻らない」という感覚は、こうした見えないところへの影響が残っているサインかもしれません。

風邪は「万病の元」と昔からよく言われますが、これは本当のことだと私は思っています。

今回のまとめ

  • 普段血圧が正常な人でも、急激に血圧が低下して倒れることがある。
  • 今回の症例では、風邪ウイルスが腎臓に影響を与え、血圧調節が乱れたことが原因だった。
  • 病院の検査では「異常なし」となるケースでも、体のどこかに原因のサインが出ていることがある。
  • 風邪は万病の元。症状が消えた後も、内臓への影響が残ることがある。

こんな方はご相談ください

✔︎ 突然めまいや立ちくらみで倒れた経験があり、原因がはっきりしない
✔︎ 病院で検査を受けたが異常なしと言われ、それでも再発が不安
✔︎ 風邪をひいてから体調が戻りきらない感覚がある
✔︎ 低血圧・自律神経の乱れなど、体の根本から整えたい
✔︎ 千葉で、体を全体としてみてくれる治療院を探している

当院では、血圧や低血圧そのものを治療するわけではありません。
しかし、腎臓や自律神経の状態を整え、体が本来の機能を取り戻せるようサポートすることは可能です。

「また倒れるかもしれない」という不安を一人で抱え込まずに、まずはご相談ください。

千葉への来院はもちろん、遠方の方には遠隔施術にも対応しております。
まずは無料相談(30分)をご利用ください。
お問い合わせフォーム、またはお電話(043-221-7200)よりお気軽にお問い合わせください。

■日本カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス 院長 阿久津雅彦

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