【本当?】カイロプラクティックが効果がないと言われる3つの理由

こんにちは、カイロプラクティクセンター・千葉リヘルス院長の阿久津です。

日々患者さんに携われせていただいていて、徐々に症状が改善されていく方を多く見ている一方で、カイロプラクティックについて効果がないとか、意味ないなどの記述を見聞きすることがあります。

これは受診されたことのない方のお声かもしれませんし、実際に受診されてそのようにお感じの方のご意見かもしれません。

ただ、本当に受診されて効果がないと感じている方は一定数いるだろうなぁ、というのが率直な感想です。すぐに効果が実感できる場合もありますが、治ったと感じるまでには時間がかかる場合もあるからです。

カイロプラクティックは、注射を打ったら腰の痛みが取れたとか、施術したその日に肩こりが取れるようなものではありません。

ですので、このような治療の特性や、カイロプラクティック院の正しい使い方を広く知っていただきたいと思い、この記事を作成しました。

こうした『効果がないのではないか』と感じる理由について細かく述べていきます。読者であるあなたの理解が進み、症状改善のお役に立てれば幸いです。

特に以下のような方は、最後までお読みください。

  • カイロプラクティックを受けても効果がないと思っている方
  • カイロプラクティックはどのような症状に効果があるのか
  • 実は長年治らないと思っていた症状がある方

カイロプラクティックの日本での位置付けについて

そもそもカイロプラクティックという言葉自体、あまり聞きなれないという方も多いかと思います。これは日本において、どのように位置付けられているかによるところが大きいです。

カイロプラクティックはWHOからも補完代替医療に位置付けられていて、アメリカやカナダ、EU諸国など多くの国で、筋骨格系の障害を取り扱う専門職として法制度化されています。つまり病院と同じく、診療に保険適用されている国もあるのです。

ところが日本においては、カイロプラクティックは医業類似行為に分類されていて、明確な法制度はありません。国として存在を認めてはいるけども、病院と同等の医療とまでは認めていませんという状態です。

このように世界的にはポピュラーであっても、日本においては、やはり保険が効く医療機関にまずは通院される方が多いでしょうから、カイロプラクティックの有効性を十分に実感してもらえていないのではないかと考えています。

カイロプラクティックが効果がないと言われる3つの理由

では本題です。カイロプラクティックについて効果がないと言われる理由については、以下の3点が挙げられます。

  • 一度受診しただけで継続して通院しなかった
  • 通院はするものの生活習慣が乱れたままだった
  • カイロプラクティックで扱えない症状だった

一つずつ解説していきます。

一度受診しただけで継続して通院しなかった

効果がなかったと思っている方の中には、一度だけ受診されて終わり、という方が結構いらっしゃいます。さすがにそれだけで効果を実感するのは難しいでしょう。

特にカイロプラクティックは、筋肉や骨格の歪みを矯正して、自然治癒力を利用して治療するという特性があることから、どうしても時間の経過を必要とします。

ですが、複数回治療を受けていただくことで少しずつ症状が良くなっていくはずです。まずは焦らず、じっくり治していくことを検討いただければと思います。

治るまでの期間には症状や個人差がある

では、通院期間はどれくらい必要なのか、また何回受診したらいいのかという点についてですが、これは症状や個人差があるため、一概に具体的な数字を申し上げることはできません。

ただ例を挙げるとすれば、慢性頭痛に悩む方は3〜4ヶ月程度で解消される方が多いですし、うつ病などは半年以上かかることがあります。

症状が出にくい状態まで持っていくまでは時間を要しますが、その後は月1回くらいのメンテナンスを行うくらいで問題ない方が大半です。

通院はするものの生活習慣が乱れたままだった

治療のためには、生活習慣の改善が必要不可欠です。

現在、症状のある方は、食生活が偏っていたり、日頃の疲労やストレスが少しずつ蓄積したりして出てきています。ですので、そうした日常生活を正すことが、治療のための近道だと言えます。

通院だけしていただいても効果がないとは言いません。ただ、症状の根本を正さない限り、治ったとしてもやがて元に戻ってしまいます。

毎日仕事で忙しくしていませんか?自分を大事に考えて日々を送れていますか?

当院では、通院していただくとともに、自分と向き合う時間を大事にしてほしいと考えています。

カイロプラクティックで扱えない症状だった

カイロプラクティック療法では、効果が期待できないことが明らかな症状も存在します。例えば、外傷、骨折、感染症をはじめ、末期がんなどの重篤な疾患です。

カイロプラクティックにおける施術は、主に触診を中心に身体を検査し、筋肉や骨格の歪みを矯正することを目的としています。それによって自然治癒力が引き出され、結果的に症状が改善したり、健康を取り戻すことができるのです。

そのため、外科的手術や投薬を伴う医療行為が必要な症状には対応できません、

また、そもそもカイロプラクティックでは扱うことのできない場合もあります。これは厚生労働省により規定されており、一例として腫瘍性・出血性・感染性疾患、リュウマチ、筋萎縮性疾患、心疾患などです(禁忌対象疾患と呼びます)。

以上の疾患でお悩みの方は、カイロプラクティックで対応することができませんので、医療機関への受診をおすすめすることがあります。

しかし、数多くの適応症が存在することもまた事実です。では具体的に、どのような症状に対応しているのか、次章で解説していきます。

筋肉や関節の症状以外にうつ病などの精神疾患にも効果的

一般的に、カイロプラクティックに適応する症状としては、腰痛・頭痛・肩こり・関節痛などの筋骨格系の症状がイメージされますが、その他にもうつ病をはじめとする自律神経失調や、内臓の機能改善なども挙げられます。

ほんの一例ですが、当院で治療させていただいた症例を挙げると以下の通りです。

  • 嚥下障害:お子さんがコロナ後遺症により突然飲み込めなくなってしまった症状
  • 耳管狭窄症:耳と鼻を繋ぐ管が狭窄してしまい、自分の声が耳の中で響いたり外からの音が聞こえにくい症状
  • 両膝の裏の痛み:痛みにより曲げられない(正座できない)症状

特に、両膝の裏の痛みの原因は、胃腸の機能低下によるものでした。

このように、筋肉や骨格に直接関わらない症状にもカイロプラクティックは効果的です。

五眼遺伝子療法でのがんに対する考え方

禁忌対象疾患について前述しました。このような規定がある背景として、刺激を与えたことによって、却って症状が悪化してしまった事例があることが影響しています。そのため、がん治療がカイロプラクティックの禁忌対象に挙げられることがあります。

少しだけ、このがん治療について補足したいのですが、当院では実際にがんの治療に成功した事例が存在します。たしかに、ステージ4など自然治癒では追いつかないケースでは、なかなか難しい局面もあることは事実ですが。

ただ、当院は五眼遺伝子療法という、体に直接刺激を与えることを最小限にし、無痛・無害な治療を行っていますから、がん治療が禁忌対象に当たるとは考えていません。むしろ、病院で治らない症状であっても、積極的に相談していただきたいと考えています。

病院で治らない症状がカイロプラクティックで治る可能性がある

この記事を読んでいる方の中にも、実は長年治らないと考えている症状がある方も多いのではないでしょうか。

なぜあなたにそう問いかけるかというと、「症状があって病院に行ったのに、異常なしと言われて帰されてしまった」とか、「いろんな病院にかかったけど、一向に症状が改善しなかった」という患者さんをたくさん見てきたからです。

結論ですが、こうした症状はカイロプラクティックで良くなる可能性があります。その理由としては以下の通りです。

  • 患部だけは診るが体全体は診ていないため
  • 遺伝子レベルの異常までは特定できていないため
  • 薬や注射で対処療法だけをしているため

カイロプラクティックは、薬や注射を使用せず、自然治癒力を引き出して治すことを目的としています。施術では体全体を調べ、遺伝子レベルまで異常がないかチェックしますので、そもそも病院とはアプローチの仕方が全く違うんですね。

このあたりの内容は、別の記事で取り上げていますので、ご参考までに以下より是非どうぞ。

■参考記事>>【病院を変える前に】何回通院しても症状が治らないたった一つの理由

ここまで、カイロプラクティックの効果について述べてきました。全ての症状に効果的であるとは言えませんが、現代医療にしかかかったことのない方にとって、改善に向かう有効な手段だと思いますので、一度利用してみることをおすすめします。

さて、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。どうか、今日もあなたが幸せに過ごせますように。

 

■カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス:院長・阿久津雅彦(あくつまさひこ) ご予約はお電話tel:043-221-7200にて承っております。お気軽にお問い合わせください。