家に帰って寝るだけの生活をしている方へ言いたいたった一つのこと

こんにちは、カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス院長の阿久津です。

私ももう60歳を過ぎましたが、おかげさまで、今もこうして治療家人生を遅らせていただいております。最近では仕事の他に趣味の時間を大事にするようにしていて、マラソンや合気道、カラオケなど、日々忙しく過ごしています。

しかしそんな私でも、30代くらいまでは仕事ばかりしていました。休みがないなんて当たり前で、家には寝に帰るだけ。そんな生活を7年くらい続けていたので、最後には倒れてしまいました(治療家なのに何やってるのって思われそうです…)。

ただ若いうちは、かなり無理をしても体が動いてしまいますからね。この記事を読んでいる方の中にも、毎日仕事に忙しくて趣味の時間なんて取れないとか、疲労とストレスがピークで今の生活から抜け出したい、みたいに考えている方は結構多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は、カイロプラクターの中でも誰よりも働いていたと自負している立場から、忙しすぎる生活を送っている方向けに、僭越ながらアドバイスさせていただきたいと思います。

特に以下のような方向けに、記事を作成いたしました。

  • 帰って寝るだけの多忙な日々を我慢して過ごしている方
  • 現在の生活を変えたいと考えているもなかなか実行に移せていない方
  • 潜在的に孤独感をずっと抱えて生きてきた方

    家に帰って寝るだけの生活をしている方へ言いたいたった一つのこと

    冒頭でも触れた通り、この記事を読まれている方の多くは、休みなく働かれていてなかなかプライベートを充実させることができていないのではないでしょうか。

    さらに、仕事だけやって終わる日々の連続で、自分は一体何をやっているのかわからなくなる瞬間もあるかもしれませんね。

    こういうことは全て私も経験してきたので、お気持ちよくわかります。

    ただ、この歳になって思うことが一つだけあります。それは、あなたの本当のやりたいことは何ですかということです。

    この本当にやりたいことというのは、現在の仕事中心の生活からはなかなか抜け出せないとか、お金を稼ぐためには働かないととか、そういった感情を一旦抜きにした場合のことを言っています。

    例えば、毎年旅行に行って綺麗な景色を見たいとか、好きなアーティストの全国ツアーを一緒に回りたいとかですね。人それぞれ興味の対象は違えど、秘めたる野望はあるんじゃないかと思うんです。

    たしかに忙しい日常生活の中で、こうした感情は薄れていってしまうものです。

    ただ、あなたの人生は楽しむためにあるはずです。そのためには、少し立ち止まって考えてみて欲しいのです。

    時間の余裕があるだけで精神的充足感は絶大

    私自身のお話をさせていただきますが、現在と過去を比較すると、現在の方が圧倒的に幸福感が高いと思っています。

    それこそ30代までは本当に毎日働いていましたので、自分が幸福かどうかなんて考えたこともないくらいです。

    しかし最近は、仕事を意識的に抑えていて、もっと働きたいなーと思うくらいです。たしかに収入は一時期よりも落ちていますが、何よりも日常の充実感は計り知れないほど増しているため、全く不満はありません。

    この、時間に余裕を持つことで一気に充実度合いが高まることを、一回でもいいので経験してもらいたいのです。

    現在あなたが必死に働いていることが、何かの目標に繋がっているのなら話は別です。

    ただ、いつの間にやら休みなく仕事してしまっている方が多いのではないかと私は思っています。であれば、少しでも仕事を減らして、自分の時間を作る方向へ意識を向けて欲しいです。

    病気になったら働きたくても働けなくなる現実

    上司に休みを取ることを言い出しづらかったり、自分がいないと職場が回らないと思い過ぎてしまうことってあると思いますが、ここで無理をし始める方は非常に多いです。

    ただそれは、体が動いているうちならできることであって、体を酷使している状態が続けば、やがて症状が出たり倒れたりすることに繋がります。私も経験者であり、かつ治療家として多くの方を見てきて思うことですが、遅かれ早かれまず病気になるでしょうね。

    仕事ができなくなったら収入もなくなりますし、今よりももっと困ることになるんじゃないでしょうか。それを予防する意味でも、今から時間に余裕を持つことが大事なのです。

    20数年働き詰めの美容師さんの症例

    当院に通院されている方で、なんと首から頭から肩から、右半身が全部痛いという症状を持った方がいらっしゃいます。

    20代からずっと美容師をやられていて、現在は50代ですが、とにかく働き詰めだと話されていました。朝から晩まで、それこそ最近までは深夜であってもお客さん対応をされていたそうです。たしかに、そんな生活をずっとしていたら、重い症状に悩まされてしまうのも不思議ではありません。

    1日中立ち仕事で大変な仕事ですよね

    さらに体に異常が出るだけならまだしも、職場と家の往復だけでいつもキツい思いをされていて、あまりのストレスで夜もゆっくり休めないと言うのです。さすがにこんな過酷な状態では続かないと思い立たれたことで、当院に来られたとのことです。

    今も治療中で、治るまでには当分かかりそうです。ただ、深夜まで働いていたのをせいぜい夜9時までに抑えたり、休む時間を増やすような意識を少しずつ持っていただいていますので、このまま定期的に治療していけばかなり良くなると思います。

    みなさんの中にも、こんな生活されている方いらっしゃいませんでしょうか。ここまで重くなると大変ですので、できればこうなる前に予防していただきたいというのが本音です。

    忙しすぎると自分でも気付かぬうちに孤独になっている

    日々の業務に忙殺される生活を送っている方の大半は、仕事に対して真面目で責任感が強い方なのでしょう。それと同時に、と言うよりそれゆえに孤独感も持ち合わせているという印象があります。

    ちょっと、ここからかなり踏み込んだ話をします。

    私も経験があるので少しわかるのですが、仕事がひたすら降ってきてそれをひたすら完了させようとしている時、そしてそれがずっと続いている期間というのは、まるで自分だけが仕事漬けの世界にいるような感覚になりますよね。

    すると、家族であったり同僚のことを気にかけている余裕もなくなってきますので、人間関係も自然と希薄になりがちです。

    仕事ばかりしていると、物理的に誰かと会って話すとか、一緒に出かけると言うこともありませんからね。少し強い言葉かもしれませんが、そうした状態になることを孤独と表現しました。

    こうなると、仕事に楽しみを見出したりするとなんてできませんし、まして仕事を頑張ったので自分にご褒美あげようなんて、とてもじゃないけど思えないでしょう。

    ただ、仕事も人生の一部です。やはり継続するためには、そのためのエッセンスが必要です。マラソンを走り切るためにも、給水所はなくてはならない存在ですよね。

    人のために生きることのすすめ

    世の中には数多くの仕事があり、それぞれが全て人の役に立っているからこそ社会が成り立っているわけですが、自分のためだけに働いているとなってしまうと挫折しやすくなってしまいます。

    そうした仕事がよくないと言っているのではありません。ただ、自分の時間も取れないほど忙しい中、業務内容が全くの流れ作業だったりすると、何のためにやってるのかわからなくなりますし、そもそもお金のためだけにやっているような意識が強いと、なかなか続けるのが難しい気がします。

    その一方で、人のためにやっていると実感できれば、仕事が忙しくても充足感があります。もちろん、体を壊すほどの異常な忙しさではないことが条件ですが。

    私は治療家なので、症状に悩む方が良くなる瞬間に立ち会ってきました。本当に大変だった思いも数多くしてきていますが、それでも30数年継続できたのは、元気になって喜んでもらえたという充足感からであることは間違いありません。

    カイロプラクティックは精神疾患も治療できる

    病は気からと言いますが、気持ちが落ち込めば体もだるくて重く感じるということはよくあると思います。これは生命力が低下しているからであり、カイロプラクティックの観点で言うと、細胞や遺伝子レベルで異常が起こっている状態なのです。

    そのため、ここを治療することで生命力が高まり、以前のように前向きに活動できるリズムを取り戻すことが可能です。そのためにはもちろん、忙しすぎる方には少しお休みを増やしていただく必要がありますが、そうしたサポートもカイロプラクターの役割の一つです。

    現在、本当に辛い思いをされている方は、是非一度、当院にお問い合わせください。数多くの方に、生活や仕事環境の改善にご利用いただいてきたと自負しておりますので、あなたからのご相談をいただけましたら喜んでお受けしたいと思っています。

    ということで、今回は家に帰って寝るだけの生活になってしまうほど多忙な方へ、率直な意見を述べさせていただきました。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

    ■カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス:院長・阿久津雅彦(あくつまさひこ)

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