こんにちは、カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス院長の阿久津です。
会社勤めをされている方の大半は土日休みだと思います。私の周りの会社員の方も同様なのですが、「平日に具合が悪くなったらどうしているのか」と聞いてみたことがあります。
多くの方が、「土日は病院が空いていないのでなかなか行けない」と回答されておりました。出社前か、早退して時間を作るかなど、いかに時間を作るかで苦労されているのが印象的でした。
会社に言って休ませてもらえばいいのでは?と、直感的にはついつい思ってしまいますが、勤務時間がしっかり決まっていたりとか、自分が出勤しないと職場が回らないなどの理由で休み辛かったりもしますよね。
そこでお勧めしたいのが、カイロプラクティックの遠隔治療です。症状をお持ちの方は、わざわざ通院される必要はありません。我々のような治療家が、離れたところからあなたを治療しておくことができるからです。
「え?そんなことできるの!?」とお声が聞こえてきそうですが、カイロプラクティックで対応できる症状であれば、直接触れずとも治療することができるのです。
そこで今回は、この遠隔治療についてどのように行うのか、またそのメリットなどについてご紹介していきます。
特に以下のような方向けに、記事を作成いたしました。
- 土日休みのため、平日はなかなか病院に行けず苦労している方
- どうしても仕事があるので、症状を我慢してしまっている方
- そもそも、強い体づくりを極力手間をかけずにできたら嬉しいと思っている方
土日休みで病院に行けない方にお勧めしたい遠隔治療という選択肢

冒頭の続きで、この章では遠隔治療についてご紹介していきます。
この、患者さんの体に直接触れることなく遠隔で治療を行うというのは、カイロプラクティック院の中でも少数です。そのため、当院での取り組みについて中心に取り上げていきます。
ではまず、遠隔治療の施術方法について端的に申し上げると以下の通りです。
- ご本人の写真をご用意いただく
- 他人の体を借りて当院で施術を行う
つまり、他者の体を通じて患者さん自身の悪いところを治療していく、これが当院におけるカイロプラクティックの遠隔治療です。
イメージとしては、以下のような感じです。

患者さんは普通に仕事をしているだけであっても、波動が伝わることで治療を受けている時と同じ状態を作り出すことができます。
この魔法のような施術が現実に成立していて、実際に症状が改善した方が数多くいらっしゃいます。
ただ、本当にそんなことが可能なのか懐疑的な方が大半でしょうから、そのメカニズムについて補足しますね。
量子力学が『触れずに治療できる』ことを可能にしている
人間は波動を発信することができ、また受信することができます。何やら突然難しい話が出てきたぞ、と思われるでしょうけど、こうした考えは量子力学という学問で体系化されているものです。
音叉(おんさ)でイメージするとわかりやすいので、例として挙げます。

2つの音叉が並んでいるとして、片方をハンマーで叩きます。すると、叩かれなかった方の音叉からも音が出ます。空気中を振動が伝わることで起こるこの現象のことを共鳴と呼びます。物理で勉強したことのある方もいらっしゃることでしょう。
これと全く同じことが、治療の現場でも起きています。人は目では見えない波動を受け取っているため、実際に対面で施術するのと同じ効果が期待できるのです。
古来から、虫の知らせという言葉がありますよね。何となく良くないことが起きそうな感覚のことです。不思議なのですが、こういうことって結構当たってることがあると思いませんか。
言葉ではなかなか説明するのが難しいとしても、目では見えない情報を確かに受け取っている、という世界が確かに存在するのです。
オンライン診療との明確な違い
スマホやPCを使うことで、ひと昔前よりも簡単にオンラインで診察ができるようになりました。医療業界としても、選択肢の幅が広がったことは非常に喜ばしいことだと思っています。
ただ、オンライン診療の場合は対面診療ができない分、医師が得られる情報が限られたり治療行為がかなり限定されるという性質があります。
一方で、今回お話ししている遠隔治療は、直接触れていなくても対面診療と同じ効果が期待できるという点で明確な違いがあります。
このため当院では、診察をオンラインで行う必要すらない、遠方の方へ対面同様の施術を行う遠隔治療を積極的にお勧めさせていただいています。
遠隔治療の具体的症例
かつてお客様からのご紹介で遠隔治療をさせていただいた際の例を紹介します。ご紹介先は沖縄在住で、30代の女性の方でした。
お話を伺うと、夏場にコロナ発症がきっかけで2週間ほど仕事を休み、その後も仕事に復帰したもののなかなか症状が治らずにいたそうです。
具体的には、喉の奥に痰が溜まっているような感覚がずっと続き、咳も収まらなかったため体力的にしんどい状態だったとのこと。その上、体が疲れやすく一日のうちで寝ている時間が格段に増えてしまっていたとのことでした。
この時も、患者さんの全体の写っている写真をいただき、私は千葉にいながら遠隔治療を実施。施術内容は対面で行う時と全く同じです。体の悪いところは足に出ますから、根本的な原因になっている部位を調べつつ、体の歪みを矯正していきました。
すると、施術からすぐに回復し始め、まず咳が止まりました。その後は1週間程度で、すっかり体のだるさもなくなり、以前と同じように元気に出社できるようになりました。
実はこの時にご紹介いただいた方が、夏に沖縄に遊びに行くという予定を立てていた最中、沖縄にお住まいだった紹介先の女性がコロナに感染。本当に楽しみにしていた旅行でしたが、体調不良によってキャンセルになる可能性がありました。
そんな中、当院にお声をかけていただいたのですが、早く良くなったおかげでプラン通り楽しい思い出を作ることができたとのことです。
こうした状況に立ち会えたのは、治療家として冥利に尽きますね。
根本原因が解決しない限り我慢する生活は続く

「どうしても自分がいないと現場が回らなくて」と思ってしまうとか、「病院行くので休ませてください」と言ってもいいはずだけどなかなか言いづらいという方、当院に来られる方でも多いと感じています。
その場合どうするかというと、みなさん薬を服用したり、注射を打ってもらったりして症状から解放されようとされています。たしかに頭痛とか腰痛がなくなれば治ったと感じるかもしれませんが、やがてまた再発してしまいます。するとまた薬や注射に頼るという、悪い循環が生まれてしまいます。
結局は根本的に治っているわけではないことを、ご本人も理解されていると思うのですが、なかなか時間が取れずにいるのでその場しのぎに走ってしまう、そんな方が非常に多いです。
しかし、自身の体のことを思えば、根本的な原因を解消するのがベストです。
そんなことわかってるけど難しいんだよね、と言われそうですが、あまり無理しているともっとひどくなります。体が動かなくなるともっと後悔するはずなので、あえて指摘させていただきました。
症状の原因の多くは患部ではない
肩こりの原因は肩の炎症であると思われています。腰の痛みがあれば、腰が悪いのだろうと思われています。
しかし、カイロプラクティックの観点では、これはあまり正解ではありません。実際の治療現場では、全く予想していない部位が悪いことが判明することがよくあります。
一例を挙げると、30年来の頭痛に悩まされていた方は、横隔膜が通常の半分しか動いておらず、酸素不足になっていることから症状が出ていました。
また、腰が急に痛み出した原因が胃がんだったという男性もいらっしゃいました。この件については少し前に記事にしましたね。
■関連記事>>【じっとしていても痛い】症例から見る腰痛とがんの意外な関係性
このように患部だけを治すのが正しいのではなく、根本原因を突き止めて、その上でどうしたら良くなるかを考えるのが正しい治療法なのです。
自然治癒力を高めることで強い体を手に入れよう

この記事に辿り着いた方の中には、日々忙しく過ごされていて、自身の体のことには極力手間や時間をかけたくないと思われてる方も多いのではないかと思います。
とすると、そもそも病気になりにくいとか、発症してもそこまでキツくならないとか、そういう体になれたら嬉しいですよね。
こうした状態は、自然治癒力を高めることで作り出すことが可能です。
この自然治癒力が高まっている状態というのは、細胞や免疫機能が十分に働いている状態です。ウィルスが入ってきても負けにくい体になっていますから、従来よりも健康的に日常を送ることができるはずです。
当院にも、日々お忙しくされている方が多く見えますが、月1回くらいは体のメンテナンスに来てくださいます。施術の甲斐あってか、活動的な姿を見ることができると、私も嬉しくなってしまいます。
現在、何かの症状でお困りで、なかなか病院にも行けないという方は、当院までお問い合わせください。遠隔治療を利用いただければ、最小限の時間で済みますし、全国どちらにいらっしゃっても問題ありません。
是非、みなさんが元気で過ごすことができますように。最後までお読みいただきありがとうございました。
■カイロプラクティックセンター・千葉リヘルス:院長・阿久津雅彦(あくつまさひこ) ご予約はお電話tel:043-221-7200にて承っております。お気軽にお問い合わせください。
